各班で担当をわけて
実験終了後、各班結果を発表し、
他の班の発表を聞いてわからなかったこと、疑問に思ったことをコメントシートに書いてもらいました。その結果は次の通り(主な意見)
・なぜによって反応が変わるのかわからない
・加熱しないとどうして反応しないのか
・反応の違いがありすぎて、何がどう影響しているのかわからない
他の班の発表を聞いてわからなかったことは、わからなかった事実としておいといて、まずは自分の班の実験結果がなぜそうなったのかを次週までに各自調べてくることとしました。
他の班の発表を聞いて単に結果を見ただけだと、反応の違いがありすぎて何が何だかわからない状態になるので、それぞれの班においては、ひとつの条件のみが変わっている組み合わせて実験をしており、その変わっている条件がメイラード反応にどう影響を及ぼしているかを調べるように促しました。そうすることによって、自分の班の原理が何かを導きやすくしました。
そして次の週に各自で調べた結果を持ち寄り班の中でディスカッションを行い、自分の班の実験結果がなぜそうなったのか意見をまとめました。
メイラード反応の反応を促進・阻害させる要因として、反応物質、pH、温度があります。
・反応物質→スクロースには還元性がないから反応しない
これはほとんどの班がOK
・pH→アルカリ性に傾くほど反応が促進される
これはわからなかった班もあり
・温度→反応は温度によって促進される
実験により加熱しないと反応しなかったのは明らか
この結果をもとにクロストークを行いました